株式会社モルフォス研究所は、ナノテクノロジーを使って、
身近な暮らしに役立つ製品開発をめざす企業として設立されました。
会社名の“モルフォス”はモルフォ蝶から由来しています。
モルフォ蝶は、南米に生息する大型の蝶です。
他に類を見ない眩いほどの青い色は色素による色ではありません。
発色の秘密は、非常に不思議な形をした「鱗粉」にあります。
モルフォ蝶の鱗粉には、超微細な格子状の溝が等間隔で多数刻まれていて、
この何段もの溝の働きによって青色の波長の光だけが強め合って反射して、
青く見えるのです。 このような色は「構造色"structural
color" 」と呼ばれています。
地球上の植物や動物の表面には構造色以外にも、ハスの葉の撥水性や
ガの眼(モスアイ)の無反射性などさまざまな機能を持った構造があります。
何億年にもおよぶ生物の進化が、このような完成された造形を生んだのです。
私たちはこの自然界にあるナノレベルの機能構造を
未来の機能製品に生かす研究開発にとり組んでいます。
*私たちの会社ロゴはモルフォ蝶の美しい鱗粉の構造と未来へ発展していく私たちの技術を表現しています。
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